法人会は、戦後の申告納税制度の発足に伴い、健全な納税制度の育成を目指し、経営者が自ら組織した団体です。
　当会は京橋税務署管内の企業経営者により昭和２５年に設立され、以来６０数年を経ており、平成２５年には公益社団法人への移行認定を受けました。
　現在、個人会員を含め約２，４００社の会員を擁しており、「税務知識の普及、納税道義の高揚」を設立以来、大きな柱として活動してまいりましたが、公益社団化以後は、これに加え地域企業ならびに地域社会の健全な発展に貢献することを新たな理念に加え、より公益性の高い事業に重点を置き活動をいたしております。
　特に、昨年度は全地域企業を対象とした「軽減税率制度導入説明会」をはじめ、税務当局、東京税理士会のご協力のもとに合理的な節税のための各種税務研修会、また労務・経営セミナーの開催と企業経営の健全な発展に貢献をいたしております。
　そして公平な税制の実現のための税制改正要望の提言活動は法人会の大きな使命であり、スケールメリットを活かした全国会員から寄せられた要望・意見を集約して、政府および関係官公庁へ積極的に働き掛けをしております。

　また社会貢献活動としましては、青年部会による小学生を対象とした「租税教室」の開催、女性部会による「税に関する絵はがきコンクール」の開催など、次代を担う児童たちへの税の啓発活動を積極的に展開するほか、「中央区健康福祉まつり」や文化芸能公演会『ぎんざ寄席』の開催を通じ福祉団体への寄附など、地域社会への貢献も当会の大きな事業として定着しております。
　法人会は税務行政の円滑な執行に寄与するとともに、地域企業の積極的な交流を支援し、地域企業、地域社会へ貢献をいたします。
　ぜひ、法人会の活動にご参加いただき皆様のご事業の繁栄にお役立て下さいますようご入会をお勧めいたします。